Photo credit: Jen Leo. on Visualhunt / CC BY-SA
Blackpink、アルバム出ましたね。それに合わせてNetflixでもドキュメンタリー映画が公開された。なので、早速観てみました。余談ですが、動画見過ぎるとつかれますね。最近はYoutubeもNetflixもあまり観ません。その方が身体が調子いい。
さて、デビュー前から現在までを振り返り、4人の深掘りもするこの映画。ハイライトはすべての曲をプロデュースしているテディ・パークが出てきて話すところ。誰があの曲をつくっていたのか、その人が少しだけ話す、マスクをしながら。彼の洞察のは真実っぽい響きがあり、クリエーターならではのストーリーテリングのような語り口がある。
テディ・パークによるとこう。
ロゼは韓国生まれでオーストラリア育ち。朝までスタジオにいる。
ジスは韓国育ちで頭がいい、秀才というよりはストリートスマートと。経験から学ぶらしい。プロ意識が高くて、泣いたりしない。
リサはタイ産まれ、タイ育ち、いつも笑顔だし落ち着いてもいる。けれどパフォーマンスとなると一瞬で瞬発力を発揮する。
ジェニーは韓国生まれで、ニュージーランド育ち。自分の意見を明確にもっている完璧主義者。
なかなかに面白い。
その後、テディの語り口から離れて4人それぞれに戻って深掘りするのだけれど、練習生でいた期間も長くて、そこまでエピソードが豊富というわけでもないので、少し長く感じた。練習はきびしいみたいだし、とにかくプロフェッショナルなパフォーマンスを要求される。それはすごい。とはいえ、デビューへの道、コーチェラまでの道のりとか、もろもろストーリーは進むのだけれど何故コーチェラへの出演が決まったのかなんかは良く分からない。出演して凄かった!という結果があったりする。実際ステージは凄かったし、記憶に残るものだったとなる。
テディが途中でもう一度出てきて、ロゼについて少しだけ話す。彼女は曲をつくろうとしていて、スタジオで格闘している。テディは「曲つくりのときに、ロゼの頭の中には常にストーリーがある。でもあまりにもパーソナル過ぎるのとシャイなので共有したがらない。日記みたいなもんなんだよね」と言う。こういう話に惹かれてしまうんだよね。
あとはライブパフォーマンスとかなので、Youtubeで観るのと、そんなに変わりないかもしれないです。映画としては面白かったので観てみてください。
お国柄なのかもしれないけれど、最後の最後までキャラクターをつかみきれなかった。それが魅力なのだと思うし、それでいいのだとは思う。