モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」K.448を学生に聞かせたところ、他の音楽を聞かせたり、または何も音楽を聞かせなかった学生よりも、スタンフォード・ビネー式知能検査の空間認識テストにおいて高い成績を示したそうです。ただしこの効果は音楽を聴いて10分から15分程度だけ見られる限定的なものだったことが実験結果です。
この効果は「モーツァルト効果」と名づけられ、いつの間にか健康に良いとか、クリエイティビティが増すとか、頭がよくなるとか、様々な病気の治療にまで効果があるような話にまでなってしまいました。
なんか、ここまでくると「モーツアルト効果」という名の「プラシーボ効果」みたくなってます。自分で研究して確かめてないんだもん(笑)
なんか、ここまでくると「モーツアルト効果」という名の「プラシーボ効果」みたくなってます。自分で研究して確かめてないんだもん(笑)
「プラシーボ」とは薬剤を介入させない医学処置のことで、砂糖でできた錠剤(アメじゃね~か!!)スプーン一杯の砂糖水、生理食塩水などの点滴を白衣を着た医師や看護師さんが儀式的に処置として施すことで、自分の肉体や精神に良い影響を与えることを信じ、実際にその効果が出ることを「プラシーボ効果」と呼ぶそうです。
細かいところは定かではないけれど、モーツアルトの音楽を聴けば頭よくなる、と「思い込んでいるなら」実際になるんじゃないかな。
細かいところは定かではないけれど、モーツアルトの音楽を聴けば頭よくなる、と「思い込んでいるなら」実際になるんじゃないかな。
個人的な音楽の効果のことを書きます。
もともと、このブログは暇つぶしに読むことを目的にしているので、それくらいの話題が丁度いいのです。
殆ど例外なくノラ・ジョーンズの曲を聴くと身体じゅうの力がストンと抜けるんです。暗がりにキャンドルの灯がともり、ハーブオイルの香りがただよい、心あたたまる夜に、ごろんとベッドに寝転がっているような感覚が訪れます。
もともと、このブログは暇つぶしに読むことを目的にしているので、それくらいの話題が丁度いいのです。
殆ど例外なくノラ・ジョーンズの曲を聴くと身体じゅうの力がストンと抜けるんです。暗がりにキャンドルの灯がともり、ハーブオイルの香りがただよい、心あたたまる夜に、ごろんとベッドに寝転がっているような感覚が訪れます。
個人的にこれを「ノラ・ジョーンズ効果」と呼んでいます。実はノラ・ジョーンズ効果といっても、先のモーツアルト効果のように少しは条件があってノラ・ジョーンズの曲なら何でも良いという訳じゃありません。こんな感じです。
- アルバム「Come away with me」の曲であること
- 「Lonestar」 がもっとも効果が高い
- 曲を聴き終わった後、長時間は持続しない
- アルバムを通して聴くと「One Flight Down」辺りで効果が切れてくる
- 結局「Lonestar」がもっとも効果が高い、ということに落ち着く
モーツアルト効果で、頭がよくなったり、記憶力を倍増させたり、リラックスすることもあるんだろうけれど、こうやって温もりに包んでくれる効果もあながち捨てたもんじゃないと思います。
学者さんたちは成果が出そうな研究をするから、クラシックや民族音楽なんかを分析しちゃうんだろうけど、一人一人にはその人なりの「効果」の出る引き出しを持っているんですよね。それが人生をいきてゆく大きな助けになってくれたりするし、そこまで大げさな表現はせずとも、楽しませてくれます。
出来れば、大学の偉い先生たちには、みんなが隠し持っている人生の楽しみ方を共有するような方法を考えて欲しい。