カリーヌ・ロワトフェルドになろう

幸せになる秘訣は、まず笑顔になること。毎日、笑顔で鏡に微笑んでみよう!!というようなことをオノ・ヨーコが言っていたけれど、ヨーコさんあなたみたいな笑顔はどうすればいいの?という言葉が浮かんでしまった。こういうのって、やる理由を考えると「上手くいくかな」とか「意味あるのかな」という雑念が聞こえてきますが、やらない理由を考えると「特にない」という結論に行きつきます。

なのでやってみよう!!疑問は素早く解決!!

世界一笑顔の素敵なファッション雑誌編集長、カリーヌ・ロワトフェルドのように笑えばいいと思う。

アナ・ウインターも目の輝きと鋭さは一級、いや特級品だけれど、カリーヌ・ロワトフェルドの笑顔は日常と非日常の間のちょうどよい所、肩の力が抜けた幸せを感じることのできる場所にあると思う。

なので、カリーヌ・ロワトフェルドになってみよう !!

あ、笑顔はマネしてみる価値はあると思いますが、それ以外は自分の個性を大切にしながら冗談半分で眺めてみて下さい。

ファッション雑誌の編集長には、その人と分かる象徴的な髪型が要る。無造作なストレートヘア、光沢があり、色はハニーブラウン、真ん中よりすこしずれたところから分けられ肩にかかっている。マネをするなら、髪を顔の一部にかかるようにし、そこからセクシーなフランス流のミステリアスな視線を送るようにしよう。

メイク
メイクは「スモーキー・アイ」に尽きる。アイライナーに上質の khôl を使う。カリーヌはYSL Dessin du Regard Haute Tenue Long-Lasting Eye Pencil in Mink TouchとYSL Eyebrow Pencilがお好み。カリーヌのメイクにおいて重要なものは、しっかりとした濃い眉。眉は完璧に、そしてスマートに配置されていなければならない。口紅はつけないで、ファンデーションでシンプルに肌に潤いを。

ハンドバッグ
ハンドバッグは持たない、ばかげているから。カリーヌはハンドバッグが嫌いなことで有名で、ポケットに手を入れている方が好き。バッグに魅力があるときには、バッグはカリーヌの腕に抱えられる。どうしても必要なときにカリーヌはヘビ革のクラッチバッグを持つことがある。

ジャケット
カリーヌのジャケットスタイルはエッジがあり、仕立ての良い、シックでバイカーとロックの要素が強く存在する。いつも、いやそれほどではなくとも、カリーヌは黒を着る。カリーヌは男性らしさに女性らしさをミックスすることがお好み。お気に入りのデザイナーはバルマン、バレンシアガ、イブサンローラン。

スカート
ジーンズはアシスタントと休日のためのものである。デニムスカートを嫌うようなことはないけれど、カリーヌの装いの基準に沿うものを履く。ボディコンシャスなドレスにひざ丈でカットされたスカートを想像してみよう、クラシックでシックだ。

High, high, high heels. (高い、高い、ハイヒール)。高~いハイヒールはファッショニスタを最も喜ばせ、女性らしくみせる。ヒドゥン プラットフォーム にストラップとレース、もしくは別名「ボンテージ ライト」というバックルのあるものを探してみよう。(「ボンテージ ライト」でちゃんと検索すると変な画像出てきちゃうよ!!)カリーヌはUGGがきらいで、Vogue Paris のオフィスでUGGを履くことを禁止した。カリーヌのお気に入りはイブサンローランの「Tribute」とアズディン・アライア。 

いつだって生の脚、たとえ冬だとしても。程良く日焼けをしていて、引き締まって細く、歩きまわるのにちょうど良い。唯一の例外は黒の光沢のないタイツ、もしくは脚を覆うようなヒールのあるブーツ。 


アナ・ウインターといい、カリーヌ・ロワトフェルドといい、ファッション業界の大物はバッグをもちませんね。なんかバッグを持つことの方がダサく感じてくる。けれど、みんなには高価なバッグを買って欲しいんだか何だか。ファッション業界は理屈じゃあないですよね。

一番のポイントは笑顔と肩の力が良い具合に抜けているところです。マーク・ジェイコブスみたいに楽しそうに生きているところが彼女の魅力だと思います。そういう女性は何歳になっても、とっても素敵です。