アナ・ウインター 小話 その24 アナ様 サイン会で300人以上並ばせる

あなたが会ってみたい人はいますか?もし居たとしたた、どうやって会えばいいのか謎ですよね。まあ、恋人に会いたいなんていう、良い話は置いておきましょう。

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Photo credit: LGEPR via Visual Hunt / CC BY

今年のメットガラ(MET GALA)でアナ様に会うために、300人以上の人が行列をつくったそうです。というだけのニュース。

アナ様に会えるチャンス?そんものどこをどう探しても、ケツの穴をかっぽじっても見つからない。ところが、メトロポリタン・ミュージアムInstagramで「明日、メットガラ(MET GALA)でアナ様がサインするよ」とアナウンスがあったそうです。

アナ:ここに座って、みんなの話を聴くことは素晴らしい体験よ。5回、6回、7回、8回もメットガラ(MET GALA)を訪れる人がいるのよ。一人、20回も訪れているという男の子もいたのよ。

そのアホ、もといバカ、もとい時間を好奇心を持て余したやつは、アンドレ・チャンドラー、ニューヨークの大学生だ。「今回のメットガラ(MET GALA)は過去最高だよ。ほんとに一番いいね。ぼくは3日も列に並んでまで入場したくらいだよ」と言っていたとか。

という、あきれるくらい暇なやつです。

このアンドレ君は前日にInstagramでアナ様のサイン会を知ったとのこと。とは言え、みんながみんなInstagramなぞをチェッするわけでもなく、ほとんどの人は当日にサイン会のことを知って列に並んだそうです。そりゃ、そうだよね。   

驚くべきことに、アナ様に会うというのに、誰一人としてドレスアップしていなかったそうです。

加えて、列の一番前の人は二時間も並んでいたというのに驚きというより、ふつう。

意外なのは「写真撮影はお控えください」のルールを以外と皆守っていた(一部のふとどきモノがアナ様に写真をお願いしたそうですが、アナは快く応じていたらしい!)こと。

このサイン会、実は平日の真っ昼間に突然開催されたらしく、暇してる主婦か、アンドレみたいな大学生、もしくは観光客が集まったそうです。

そんな人たちを300人も行列をつくらせるのって、けっこうすごいことだと思いますよ。

ちなみに今回のメットガラ(MET GALA)のテーマは「China: Through the Looking Glass」で、「中国:鏡を通してみる世界」で鏡ばかり展示されている、というのはウソです。

「Through the Looking Glass」は不思議の国のアリスを書いた、ルイス・キャロルの小説、鏡の国のアリスの原題「Through the Looking-Glass, and What Alice Found There」からとっています。鏡の国、ここも不思議には変わりない、に迷いこんだアリスさながらに中国へと主題を置いた幻想的な展示がされていたそうです。

あんまり日本ではこういう「もじり」は、やらないですよね。限りなく透明に近い~とかはありそうだけれどさ。

でも読んだことはないよ。

たぶん、一番大変だったのはこのイベントを仕切った人だろうね。そいつに会ってみなよ、絶対に普通のやつだからさ。

Do you know what I mean?