仕事が忙し過ぎて、自分の時間もとれないし、満足に準備する時間もないからろくな仕事できないので辞める!で辞めたラフ・シモンズ(とっても乱暴な言い方をすれば、ということですが、若手サラリーマンみたいなこと言うよね)。そろそろ次のデザイナーを見つけなければならない時期となりました。
Photo credit: StephenCarlile via VisualHunt / CC BY-ND
1月には、クチュールコレクションがあり、3月には ready-to-wear のコレクションがあり、Diorはここでコレクションをみせなければならいという、なかなかに厳しいスケジュールが待っています。そして、コレクションを元にした広告イメージがつくられて、他のブランドと競い合うのです。
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1月には、クチュールコレクションがあり、3月には ready-to-wear のコレクションがあり、Diorはここでコレクションをみせなければならいという、なかなかに厳しいスケジュールが待っています。そして、コレクションを元にした広告イメージがつくられて、他のブランドと競い合うのです。
Guardianの記事によると、Diorは新たなスターデザイナーを招へいすることなく、ラフ・シモンズと一緒に働いていたデザインチームに後任を任せるそうです。
しかし大丈夫なのか?ラフの右腕であった、ピーター・ミュリエもDiorを去ったそうなので、ますます大丈夫なのか?が増すところです。
この人事の心は?が気になるところですよね。
どうやらファッション業界はトレンド好きであり、今のトレンドはインハウスでデザイナーを育てることにあり、そのトレンドに乗っかる形のようです。GUCCIが今年の初めにデザインチームに居た全く無名のアレッサンドロ・ミケーレをクリエイティブ・ディレクターに指名し成功を収めましたが、それ良いじゃん!とLVMHも思ったようです。
まだ無名なものこそ次の偉大なるスターなので、投資というものの意味を考えさせられるなぁと思いました。遠回りこそ、一番の近道だ、という言葉がありますからね。
本当にどうなるかは分からんけど、期待してます!