リアル・プラダを着た悪魔こと「The September Issue」というアナ様がVOGUEをつくるまでの過程をドキュメンタリーで追った映画があります。この映画でアナ様はそのアナ様っぷりを惜しげもなく披露。
気に入らない服には首を振り、考えが及ばないエディターには一喝、校了直前になり特集全部をボツなど、「会社」と称される職場で仕事をしている人からすると、「んな、バカな!」と言いたくなるシーン満載の映画です。
Photo credit: LGEPR via Visual Hunt / CC BY
アナ様はズバっと切り込んでくるので、切り込まれた方は「えええ」となるのですが、傍からみている分にはちょっとしたドラマのようで心ひかれます。必要なのは能力ですからね、誠実さなんかを武器に仕事されたら困る。
そんなアナ様の新作映画が公開されるそうです。
今度の舞台は「Met Gala」!!!
「Met Gala」とは毎年5月にメトロポリタン美術館で開催され、ファッション関係者や女優、モデルなど世界中のセレブが集結するイベントです。毎年テーマに沿った展示品が勢ぞろい。去年は「China: Through the Looking Glass」というお題目でした。鏡の国のアリスの原題に中国(China)を掛け合わせたものでした。
今回はMet Galaを開催するまでのプロセスを追ったもので、「The First Monday in May」という題目とのこと。4月13日にトライベッカ・フィルム・フェスティバルでプレミア上映されるとのこと。日本にやってくるのはいつになることやら。。。
「The First Monday in May」は「The September Issue」と同様に随所にアナ様イズムをみる機会がある作品になっているとのこと。
出欠の連絡のないゲストに対して、「じゃあ、彼は四六時中も携帯電話にでることすら出来ないというわけね」と切り捨てているそうです。もっともっとぶった切って欲しい。何って、ふだんは自分ではタブーとしていることをアナ様はどんどんぶちやぶっていくので、世界が広がる。偉人とはそうやって世界を広げる人のことだと思う。