アナ・ウインター小話その２６アナ様ヒラリーのTシャツを着る

いつだって、ファッションウィークでアナ様はCHANELのツウィードのセットかマルニのプリントドレスがユニフォームだった。

Photo credit: LGEPR via Visual Hunt / CC BY

ところが今年のニューヨーク・ファッションウィークでアナ様は新しい装いを披露しました。

だいたい、ヒラリーの夫のビル・クリントンがかつて合衆国大統領だったことなんて、若い子は知ってるんだろうか。。。いろいろな事件もさ。

大統領候補であるヒラリーのTシャツは彼女が運営するWebサイトで購入できるそうで、なんとマーク・ジェイコブス、トリー・バーチ、ダヨイー・チョウとマックスウェル・オズボーンのデザイナーデュオがデザインしており、45$だとか。

あのケンダル・ジェナーもヒラリーTシャツを着ていたそうです。ケンダル・ジェナーかわいいですよね。

アナ様は昔からヒラリーを支援していて、アメリカンVOGUEの最新号では10ページの特集もしているそうです。お金を動かすというのは状況をつくるってことですね。Webサイトにも載ってる、写真がまたクオリティ高いな。

かつては、今は亡きオスカーデラレンタがアナ様にヒラリーの特集をするようアドバイスしていたようです。そのお陰か1998年にヒラリーはアメリカ版VOGUEの表紙を飾っています。

1月にヨーク大学でアナ様はこうスピーチしました。「ヒラリーが女性だから支援している訳ではないわ。彼女がベストだからよ。彼女はとても強力なキャンペーンを行っているし、とても自信を感じるの」

ロックスターのコンサートでも重要なのはTシャツの売上だ！とノエル・ギャラガーが言っていたので、Tシャツビジネスは安泰だということが分かった出来事でした。

アナ様のように自分の意見を表明する編集長は日本には居ないでしょうね。ラディカルに広く自分の考えを表明してしまう、という人物が出てこない仕組みが日本にはあると思います。

ではでは。