カーリー・クロス、テイラー・スィフトライブの舞台裏をアップする

ほんの数年前、テイラー・スウィフトはステージに立って歌う際に震えた声をしていた、緊張していたのだ。それでも彼女はずっとステージに立ち続けていた。たいしたものだと思う。テイラー・スウィフトには調子に乗るだけの権利がある。

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Photo credit: JABMW14 via Visual Hunt / CC BY

時は経て、地球上で最大のポップスターとなったテイラー・スウィフトはそのギャング団をステージに上げまくって、インターネットメディアの世界を席巻している。テレビと違い好きなときに好きなものを観たりアクセスできるこのメディアでは、人々の関心をリアルにどれだけ集められるかが勝負の決め手である。テイラー・スウィフト、カーラ・デルヴィーニュ、カーリー・クロス、ジジ・ハディッド、ケンダル・ジェナー、彼女たちはその存在が一つのメディアだ。どこで何をしていても話題をふりまき、あらゆるプラットフォームを通して世界中に伝わる。彼女たちはそれぞれ放送局を立ち上げているかのような情報量をばらまくことが出来る。

その親玉こそ、た~たったった、た~ん!テイラー・スウィフト

こいつら全部まとめてステージに上げてしまえ戦法という、やりたい放題を思いつき、テイラー・スウィフトギャング団を結成する。そんでもって実行してしまう。軽快さにほれぼれする。ヴィクトリアズ・シークレットのパクリだろ!とはみんな言ってるだろうから言わない。音楽はいつの時代も最先端なんだよな、と思う。

その密会の模様をカーリー・クロスがiPhoneでとらえ、自分のYoutubeチャネルにアップしてくれた。ナイス!カーリー!いつも観てます!1989 World Tour@Hyde Parkでの出来ごとです。

https://youtu.be/dVpB4i87i48

テイラー団長は、ハンドタオルとネイルで皆に手順を示す。団長が「Style」を歌う際に団員たちの動きを指示する。ようはエレベータを使ってふたりずつ登場するので、気をつけてね、ということなのだが観ていて面白い。カーラ・デルヴィーニュが後ろでギターを弾いている。驚くべきことにカーラのギターの音色はBGMとして機能するほどに艶がある。

カーラ団員だけ一人で登場する模様で、ここでも「た~たったった、た~ん!カーラ・デルヴィーニュ!」と紹介される。

もちろん、ビデオはカーリー・クロスが撮っているのでステージでの登場シーンは観ることができない。けれど、ギャング団が騒いでいるシーンを観ることはできる。結構、楽しそう。友達とライブ行ったら楽しくてYoutubeにアップした。それがカーリー・クロスだった。それだけだ。

しかし「Style」はいい歌だな~と思う。5年後は定かではないけれど、現時点では効果がある。