DIARY: 2021年5月14日 ベッカムで思い出したこと

f:id:atsushka:20210529235624j:plainPhoto credit: Yahoo Pressebilder on Visualhunt.com

次の日にゴルフに行くということで半袖のウェアすら持っていないので無理矢理デパートに買いに行った。LANVINのウェアなぞもあって買おうか悩んだけど、そんなものは一瞬のことで、ムダなお金は使わないことにしてペンギンが描いてあるウェアにして切り上げた。

暑さが増してきているようで、仕事していると、こういう季節をどう過ごすべきかなんて考えることを忘れてしまう。

こだわりがないのはいいことだけれど、こだわりはあった方がどこかに辿り着けるような気もする。デビッド・ベッカム強迫性障害であることを昔に告白していた。

「冷蔵庫にペプシコーラの缶を入れるとき、一つ多すぎるとしたら、その缶を戸棚にしまわないと気がすまないんだ」。

「ホテルについても、部屋においてあるリーフレットや雑誌を 全部引き出しの中にしまわないとリラックスできないんだ」。

「すべてがパーフェクトじゃないと、ダメなんだ」。

「飲み物用の冷蔵庫の中身は完璧に左右対称に物が並んでいて、もし何かが3つあれば、夫はそのうちの一つを冷蔵庫から出してしまうのよ、偶数でないと嫌なの」。

 几帳面というか、きっかりしているというレベルではなく、ある種彼にしか見えない世界があるように思う。自分も部屋にものが多いと気が散って何もできない。仕事を詰めてやるときなどはホテルにこもってしまう。

ベッカムのキックは針の穴を通すがごとく正確で、その正確性は恐ろしいほどだった。サッカーの場合には正確性というときには、距離、高さ、スピード、ボールの回転などいくつかの要素が絡み合う。加えて、相手がいることなので、相手に意図が伝わるボールを届けないと正確とは言えない。

ベッカムは正確なキックを練習で身に着けたというのだけれど、ただ練習してもこれだけの正確性が身につくとは思えない。必ずセンスがひつようだ。そのセンスというのが、ある意味強迫性障害からきているような気がしてならない。ベッカムに見えているあるべきものごとの姿というのは、整理整頓というレベルではなく一種のアートのようにあるべき姿を描いているように思う。その感覚を持ちながら練習をすればこそ、あの恐ろしい正確性のキックを身に着けることができるだろう。

なので、まあ病気とポジティブな面は表裏一体だったりするのかなぁと思ったりもする。

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 すげえセンスしてるよね、ほんと!