DIARY:2021年7月10日 話が通じるとはむずかしいことだ

仕事で50代の人にデジタルを活用した取り組みについて説明する機会があった。

50代の人でデジタルをかじったことがあるので、ある程度は知っているのだけれど、自分の知識範囲から出てこれなく、直近のアップデートにまったくついてこれていない。加えて、デジタルに触れる機会が遅かったためアクセス数やユーザー数の数の概念が桁が2桁ほど少ない。ようは葉書でもできていたレベルのコミュニケーションをデジタルで再現することをデジタル化と勘違いしたまま認識してしまっている。これはやっかいだった。

人とのコミュニケーションを考えたとき、こちらも伝え方を工夫しないといけないけれども、やっかいなのは相手が自分のスタンスを崩さない場合だ。仕事であれば、前提をアップデートできない人とのコミュニケーションだし、男女間では自分のスタンスをまったく変えずに相手と対話しようとしないタイプも居たりする。

仕事相手であれば、そのタイプは自然と淘汰されてゆくのでありがたい。アップデートできない人は基本的には役に立たないので消えていくのだ。

男女間だと、大変かもしれない。どちらかが相手に合わせるしかない。それでも関係性は選択できる。でも、通じ合うとかお互いのことを理解しようとすることを考えたとき、コミュニケーションの問題は大きな要素を占めてゆくと思う。

未だに答えはない。