DIARY: 2021年4月16日

f:id:atsushka:20210417203224j:image

ホテルに泊まっていて、朝食を食べていると将棋の男の子が居た。藤井聡太さんだ。えらいおじいさんみたいな人に話しかけられていたりして、朝からこれは大変だなぁと思った。

よく人は有名になりたいとかあるけれど、あの光景を見ると、自分だったらおじいさんを無視するなとしか思えず、そりゃあ自分は有名になんかならん方がいいなと納得した。朝から人に話しかけられるとか耐えきれない。

こうありたいと現状の差を嘆く場合もあるけれど、意外と現状はなるべくして成り立っていて、現状は自分の願望をどこかで現していたりもするのだろう。

デジタルでものをどう売るかのような話が一般的になってきていて、デジタルも廃れたもんだなぁと感じる。

インスタなぞはもとは最先端な表現だったのに、今や100点を狙う画像ばかりで、ふつうになってしまった。インフルエンサーはモノを売れる人の意味となり、会社には勤めていないけれど、やっていることは会社員のおっさんと同じでモノをどう売るかになってしまった。自分の自由な意見よりも、どうウケるが勝負になってしまい、これは廃れてゆく兆候の始まりなのだと思う。なので栄光はしばらくつづく。

実際にはモノではなくて、質量のないものをどう売るか、問題解決としてどうサービス化するかみたいなところが新しい気もする。