IDENTITY: ストロークスの新曲いいよ

音楽との出会い方は色々ある。CDなんてものがあった時代にはタワーレコードとかHMVなんかに行ったものだけれど、今や昔。

f:id:atsushka:20060809215259j:plainPhoto credit: kaex0r on Visualhunt / CC BY

基本的にはSpotifyを使っていて、それで快適だったりする。曲単位でお気に入りに追加して曲を漁る。漁ったアーティストの新曲がリリースされるとおススメに出てくるもんで、ストロークスの新曲を聴いた。そして、これが良かった!ストロークスは最初の3枚のアルバムが出たところで追いかけるのを諦めてしまった。どうなのだろうと思っていたけれどね。

時間を経ても出会うことはあるもんだなぁ。実際的なことを言えばさ、曲を聴いているだけなので、ただどうしてもテレビのニュースを観ていると頭がいたくなってくるので、もう観れなくなってしまった。Youtubeだからいいのか?というとそうでもないので、こうやってしこしこと文章を書いている位がちょうど良い。

ひるがえって、今回のストロークスの新曲はアルバム全体というよりは、この「Brooklyn Bridge To Chorus」がお気に入りでひたすら聴いてしまう。

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サウンドとしてはギターとベース、ドラム以外のものが入っているけれど、やっぱりストロークスなんだよね。音の構成の仕方もかっこよくて。繰り返しのリフからはじまって、ちょっとしたストップアンドゴーで曲を引っ張っていく感じはいつも通り。

アルバム全体を浴びるように聴きたかったのだけれど、1曲だけひたすら聴いている。アルバムの他の曲も試してみたけれど、全体としてのダイナミズムを感じられなくて断念してしまった。便利になったからなのか、リピートばかりだよ。ビリー・アイリッシュストロークスの新曲を何回も聴いているなぞと言っているけれど、同じような聴き方をしている気がしないでもない。

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このウィルス騒ぎでもとの世界に戻れるのか? なんて問いかけがあるけれど、戻れないし、自分を考えるとSpotify前、iPhone前に戻れるかといえば戻れないので、ものごとを逆流させるのはすごくエネルギーがかかることだと思う。時は一方向にしか流れない。流れに乗るしかないのだと思う。