2019年も終わりということで、今年はSpotifyを沢山きいたなぁと思う。ストリーミングを使うことで音楽の消費量は増えたように思う。そんなこんなで、2019年のベスト5を、まったく昨今のチャートとは無縁だけれど、勝手なまとめ。
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#1:BLACKPINK 「WHISTLE(Remix)」
こういうのは5位からカウントダウンするけれど、こんなもん1位からがいいに決まっている。もちろんだけれど、2019年のCoachellaを観るまではBLACKPINKは好きでもなんでもなかった。もっと言えばよく知りもしなかった。Week2の彼女たちのパフォーマンスをYoutubeでの生配信で観て、なんの違和感もなくすべて観てしまい、その後も何回か聴いているうちにこれがBLACKPINKかぁ〜と納得してしまった。意図的につくられたものだとしても、BLACKPINKにはオリジナルの世界があるし、努力しているのだろけどそういうことを感じさせないから楽しめる。彼女たちはInstaragamかYoutube上にしか居ないところも含めて今っぽくて良かった。2019年のCoachellaのトリをつとめたのはアリアナ・グランデで、アリアナの英語でのパフォーマンスがちょっと古く見えてしまうくらい、BLACKPINKのパフォーマンは新しかったと思う。
なんて前置きをして、このWHISTLEはSpotifyで聴いた。原曲ではなくRimixバージョンがなんか最高。原曲はもっとスローでTrap remixなんてのもYoutubeにはあるくらいで、そういうバージョンの方が原曲に近い。それでもちょっとアップテンポにしたこのバージョンはとにかく最高!BLACKPINKの勢いをそのまま閉じ込めた感じがする。勢いだけで言えばCoachellaより楽しそうだ。リサなんかただただ楽しそうだし、無敵とも思う暇もないくらいに楽しそうだ。ラップのパートもはまっているしね、無敵と思えるよりも楽しいときの方が実際はすごいんだよね。
#2:The Strokes 「You Only Live Once」
分かっちゃいるけれど、人生一度きりってのを実感することなんてあまりない。それでもこの曲を聴くたびに、なんとなくその「人生一度きり」な感覚を感じることができる。Spotifyを使うようになって、昔の曲も簡単に聴くことができるので、気がついたらお気に入りリストに入っていた。人生一度きりってのは、年末年始ではなくていつも感じておいた方がいい気もする。いろいろクリアになるからね。
#3:Billie Irish 「Copycat」
スタジオ録音で聴くとそんなに大したことないのだけれど、グランストンベリーのライブをYoutubeで観てビビビときてしまった。盛り上がりそうにないのに、雰囲気が最高で、人を惹きこんでいく力のある曲だし、ライブバージョンがいい。彼女は1人で曲を書いてしまうそうで、昨今のチーム体制での曲づくりとはちがうなぁ。しかし、こういう曲をみんなで歌うっていうのが不思議だ。
#4:Rolling Stones 「Honky Tonk Woman」
まあ、今さらかもしれないけれど、今年は良く聞いた。何故かは不明だけれど、このライブバージョンを聴くと肩の力が抜ける。別の感覚のチャネルにチューニングしてくれるのだと思う。ストーンズは不思議なもので適当そうでいて最高のパフォーマンスをするのだけれど、どこかゆるさがあって楽しむ余地みたいなものを残しておいてくれる。肩の力でも抜いて楽しんでくれよ、みたいなスタンスを感じる。こういうことができるバンドはなかなか居ないよね。
#5:Noel Gallagher's High Flying Birds 「Dead In The Water」
ノエルがたまにつくるアコースティックでメロディアスな曲にもう1曲追加された感じ。「Half The World Away」とか「Sad Song」とかその系統。まだこういう曲が書けるということは、今のスタンスは意図的にやっているのだろう。こういう曲だけで1枚アルバムを作って欲しい。買う?買わないよ、Spotifyで聴くだけ。
なんでApple MusicではなくてSpotifyなんだろう。これは自分でもわからん。まあ、まずはYotubeで聴いて!