【本当に面白い】ノエル・ギャラガー イタリアで漫才のネタに

Noel Gallagher's High Flying Birds としてソロで絶賛世界ツアー中のノエル・ギャラガー。もうそろそろ武道館に来るじゃないか!!ということで「youtube 様」で予習をしていると、思わぬことにイタリアのミランでのライブに副音声のようにコメディアン?ラジオDJ?の掛け合いが入ったライブビデオがありました。

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Photo credit: GigPictures via VisualHunt / CC BY

インタビューも含めると2時間もあって、本当に意味がないビデオなので、2時間を無駄に出来るくらいに人生に余裕があって幸せな人はどうぞ。 (10回くらい観てもあきないけど。。。)その内に削除されるでしょう。

ライブ演奏自体が勢いがあって、興奮を駆り立てるので何回も観ている内に、イタリア人の掛け合いがツボになってしまった。男性と女性の二人で、男性がノエルとオアシスを余り知らないという「ボケ」担当で、ノエルとオアシスを良く知っている女性が「ツッコミ」担当のような形で始まります。後々、普通になります。声のトーンはFMっぽいので雰囲気あって良いなあ。音声のタイミングがドンピシャなので、後付けのような気がするけど、イタリア人ってのはとんでもないことやりそうだからライブ録音かも。



Set List は以下の通り。
  1. (It's Good) To Be Free (Oasis cover)
  2. Mucky Fingers (Oasis cover)
  3. Everybody's on the Run 
  4. Dream On 
  5. If I Had a Gun... 
  6. The Good Rebel 
  7. The Death of You and Me 
  8. Freaky Teeth 
  9. Wonderwall (Oasis cover)
  10. Supersonic (Oasis cover)
  11. (I Wanna Live in a Dream in My) Record Machine 
  12. AKA... What a Life! 
  13. Talk Tonight (Oasis cover)
  14. Soldier Boys and Jesus Freaks 
  15. AKA... Broken Arrow 
  16. Half The World Away (Oasis cover)
  17. (Stranded On) The Wrong Beach 
Encore:
  1. Little By Little (Oasis cover)
  2. The Importance of Being Idle (Oasis cover)
  3. Don't Look Back In Anger (Oasis cover)

1曲目:「(It's Good) To Be Free
この曲の終りで、漫才が一ネタ。曲名を言いたいだけなんだろうけど、こんな感じです。

男性:「イッツ・・・、イッツ?イッツ?」
女性:「イッツ!!グッド・トゥビー・フリ~~~!!」(もう何言ってるのよ~)
男性:「くりすてぃーな~!!」

「クリスティーナ」っていうのね、この女性は。イタリア語でしゃべっている、坂上みき、かと思ったよ。

2曲目:「Mucky Fingers」
お約束のように、まだ掴みの段階なので同じことをやります。

男性:「この曲は・・・・ごにょごにょごにょごにょ」
クリスティーナ:「マッキー、ふぃんがあ~~ズ!!」(だよ!!)

個人的にツボなのが、クリスティーナの「マッキー、ふぃんがあ~~ズ!!」(だよ!!)というところ。おまえ、絶対にオアシスフリークじゃないだろ~。みたいな軽いトーンで、イタリアでのオアシスって純粋に楽しむバンドなのかもと思ったりも。

3曲目:「Everybody's on the Run」
ノリが良くなってきたところで、FMみたいに演奏に合わせて英語で曲の紹介しちゃいますよ。

クリスティーナ:「Here we go Noel Gallagher!!」

5曲目:「If I Had a Gun...」
この頃になると、男性は「If I had a gun I'd shoot a hole into the sun」などと歌詞を口にし始め、徐々にオアシス好きが顔をのぞかせ始めます。

まあ、こんな調子でライブは続きます。

9曲目:「Wonderwall 」10曲目:「Supersonic 」になってくると、男性もオアシスの曲を知っていることが徐々に判明。キャラが崩れてきてるよ。。。男性も饒舌に話をはじめて、おいおい「(I Wanna Live in a Dream in My) Record Machine 」のイントロにかぶってるよ。

13曲目:「Talk Tonight 」
ここではどうも、曲のエピソードを話している模様。この曲はオアシスが最初にアメリカツアーに行った際に、リアムと喧嘩してバンドから抜けて行方不明になったノエルが、ラス・ヴェガスのカジノに行き、そこで老婦人に「あなた、ジョージ・ハリスンに似ているわね」と言われて作った曲と言われている。本当のところはノエルしか分からない。何せ、真顔で大勢のプレスを目の前にして大ウソの話をでっち上げて、弟から訴訟を起こされる位だから、あまり信用しないで曲だけ聴いていた方が良い。(ノエル曰くは、オアシスを世界一ビッグなバンドにしようと頑張っていたのに、自分以外のやつらリアム、ギグジーボーンヘッドはそこまでビッグになりたそうではなかったらしい。まあ曲書いてないしね)

クリスティーナが「Talk Tonight 」は「Some might say」のBサイドだよって教えてくれます。知ってるよ!!!

クリスティーナは何故か「Noel Gallagher's High Flying Birds」ではなく「Noel Gallagher's ”Wifi” Flying Birds」と言ってるように聞こえる。

アンコールの頃になると、男性は結構おしゃべりしてくれます。もう何を言っているのかは不明。アンコールはオアシス3連発!!

アンコール1曲目:「Little By Little 」
またまたクリスティーナの力の抜ける曲紹介があります。

クリスティーナ:「りと~る、ばぁい、リとーる」(みたないなね!!)

「Little By Little 」は「Heathan Chemistry」に収録されている曲だけど、クリスティーナはこういう小ネタを沢山教えてくれます。結構知っている。まあ、誰でも知っている。

アンコール2曲目:「The Importance of Being Idle」
この頃には、アクの弱めの男性がもう一人、音声に合流します。twitterの情報とかを教えてくれるのですが、曲に被ってるよ!!クリスティーナはどこ行った!?それにしてもノエルの歌がこの日は凄い。観客に「一緒に歌ってもいいんだぜ」みたいに思わせる力がみなぎっている。リアムとはタイプは違うけど、それが良い。

アンコール3曲目: 「Don't Look Back In Anger」 
最後はもちろん「Don't Look Back In Anger」なので、もうここまで来るとなあんにも気にならなくなってくるので後は合唱するだけだよ!!

男性:「Don't Look Back In Anger」!!(その通り!!)

この日のノエルはシャツの第二ボタンまで開けて、胸をはだけながら、結構ノリノリ。NME Awards の時なんてシャツの第一ボタンまでしめていたってのに。ロック・スターって自分が気に入って欲しいようには、人から褒められたりはしなし、色々いじられるけど、ノエルって何を言われても最後は「サンきゅ」の一言を言えるので彼こそ大物です。

人の好意は素直に受け取りましょう。

ちなみに、ライブの最後にインタビューがついてますが、内容が本当に下らない!!ノエルの掛け声とか、バロテッリの話とか。下らないのが最高!!(If I had gun... はメタファーとか言うけど、Happiness Is A Warm Gun みたいなもんですか、ノエル。そんなに考えてないだろ!!)

お茶でも飲みながらどうぞ。

Little by little を聴こう!!