アナ・ウインター 小話 その6 アナ様、首になることを勧める

Teen Vogue 毎年恒例のファッション・ユニヴァーシティが新進気鋭のファッション産業支持者たちの為にニューヨークで開催された。(要はTeen Vogue を読んでる人たち向けってことです)そこでアナ・ウインターは驚くほど気さくにセミナーを開催してくれた。いくつかのハイライトをご覧ください。

「Vogue's Best Dressed」の雑誌本、これは2010年の11月に発売され、ゴールドのドレスを着たブレイク・ライブリーを特集していた、この表紙でアナは Vogue の表紙の主題というものは繰り返されることを明らかにした

アナ:
過去に立ち戻ることの出来る女の子を探すのよ。ブレイクについて彼女が世に出てきた時には、彼女について何も知らなかったから大変だった。トニ (トニ・グッドマンは Vogue のファッション・ディレクター。表紙の撮影を任されているエディター)に、彼女(ブレイク)を Vogue にしてちょうだい!!と頼んだわ。ブレイクの髪をいじって、ゴージャスな服を着せて。。。

物議をかもすことになった、レブロン・ジェームズジゼル・ブンチェンによる2008年4月号の Vogue の表紙について
アナ:たくさんのトラブルを引き起こしたわね。ええ、とても興味深い経験だったわ

アンドレ・レオン・ターリーと働くことについて
アナ:彼はカラーコードを使った手紙を良く書いてきたわ。もし文字がブルーなら、落ち込んでいる。もし文字がゴールドだったら「絶好調!!」なのよ

モデルのキャスティングについて
アナ:ジゼル・ブンチェンケイト・モスと同じで一種の現象なのよ。モデルには自分のパーソナリティというものを持つべきだ、と知っておいてもらいたいわ

仕事を拒否したことについて
アナ:ブリティッシュ Vogue の編集長をオファーされた。でもロンドンは安っぽく感じたの

仕事を失うことについて
アナ:アメリカ版 Harper's Bazaar で仕事をした。。。そして、(Harper's Bazaarは)わたしを首にした。みんなに首になることをお勧めするわ。とても貴重なことを学ぶ経験よ

痛い程の失敗の経験は身を持ってでしか学べないです。これは本当に経験した人にしか分からない。

レブロンとジゼルの表紙を真面目に受け止める人は真面目過ぎです。少し、失敗してみよう。世界の見方が変わるよ。もちろん、不快に思った人はいるだろうけど、真面目なんだけど冗談ですよ、あの表紙。(どうもレブロンキング・コングに例えているとのことで人種差別だということで不評だったようです)

Vogue とは言え、ファッション雑誌だよ!!