再び、Noel Gallagher is GOD

よく「Noel Gallagher is GOD」っていうコメントがあるけれど、あれってノエル自体を「GOD」だとは誰も思っていないと思う。

でもオアシスのライブに行ってみんなで「Don't look back in Anger」を歌っていると、得も言われぬ幸せな気持ちになる。それはyoutubeで観ててもあり得ることなんだけど。世界中でみんな同じじゃん(笑)って気持になる。

そして、この時の自分の気持ちがまるで「GOD」に出会ったかのように感じる。でも実際には目に見えているのはノエルだったりするから、神様に出会ったような気持にさせたくれたノエルのパフォーマンスに対して、「Noel Gallagher is GOD」って言葉が出てしまうんだろう。

オアシスは「Legend」で「Epic」で実在するものだけど、ノエルの作った曲は歌っているとまるで神様にでも出会ったような幸せな気持になるから、「GOD」!!がしっくりくるのかもしれない。

ノエル自身は人だしね。

今でもフジロックの映像を観ると、そこに居たときの自分のことを思い出すし、何だかんだでノエルは「Thank you very much」って言ってるんだよ。日本でもどこだってオアシスが来ればオアシスの空気になるんだから。ノエルもライブやってる時はそれが何処の国のどの場所だろうとも楽しいんだろうな、と思う。弟が途中でいなくならない限りは。だから日本もフジロックも胸張って楽しんで良いよね!!

「KING KAZU」じゃないけれど、こういうのって誰が言い始めるんだろうか。「KING KAZU」は1993年、ワールドカップアジア最終予選の時に試合が行われていた中東で、中東のメディアがカズのことをそう評したような気がする。つまりは、現場で人が感じて自然と言葉が生まれてくるんだろう。それくらいに人は凄いんだ。

きっと、誰かが、恐らくはみんなが、「GOD」に出会ったような気持になる瞬間があったから「Noel Gallagher is GOD」は生まれたんだろう。ノエルはそんなことを一度だって意図してやったことはないだろうけどさ。

神様って会えそうで、会えなくて、気まぐれで、でも以外に近くに居たりして、そして何よりも幸せを運んで来てくれるもんだと思う。