アナ・ウインター 小話 その31 アナ様が使っている鉛筆

ビジネスウーマンたるもの、オフィス用具にもこだわりはありますよね。美しいものを使いたい、性能の良いものを使いたい、などなど。

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Photo credit: Dilia Oviedo's Fashion Week via Visualhunt / CC BY-ND

ところが、アナ様はそんものを軽く超越していきます。

VOGUEにアナ様がオフィスで使っているものが出ていましたよ。ここでは簡単に紹介しましょう。

アナ様は実は筆記用具に鉛筆を使っており、それはカランダッシュというメーカーのものです。

カランダッシュ は、1915年に創業した鉛筆工場を前身にもつ、スイスの総合ブランド、高級メーカにして、スイス最大の筆記具メーカーである。 
 
らしいです。本当に今の今までこんな筆記用具メーカーがあることすら知らなかったよ。

具体的にはカランダッシュのTechnographという鉛筆の100周年記念エディションのものとのこと。確かに創業1915年であり、そのころに発売した鉛筆であれば100周年はいきそうですね。

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しかし、これだけでは終わらない。

林保全協会認定の米杉(北アメリカの太平洋側に良くみられる、糸杉のような葉とシナモンのような樹皮を持っている背の高い木)を使用し、Technograph伝統のイエローでラッカーがほどこされ、ゴールドで刻印がされています。4本セットでHB、B、2Bと3Bのセットです。なんとこの4本セットでしか販売していない!HBばかり使いたくなったらどうするんだろうか。そんなこと自体をしないんだろうなぁ。

気になるお値段は32ドル(=3,260円くらい)。高いな~。1本800円くらいする鉛筆をアナ様は使っているのでした。

鉛筆を使うということは手書きで文字を書く、メモを取ることはあるわけですよね。どこもかしこもMac book Airでメモを取る光景が広がっているように感じてしまうけれど、手で字を書くという行為には思考と身体をつなげてくれる何かがあると感じる。完璧な行為ではないのだけれど意味ある行為ではあると思う。

手紙とかプリントアウトされても嬉しくないですよね。